高知県といえば、自然や歴史、そして美味しい海の幸。
ですが、「沢田マンション」って皆さんご存知でしょうか?
高知県高知市内の薊野(あぞの)駅から徒歩圏内にある巨大マンションのことで、建築に素人なご夫婦が独学で一から建築して現在は100世帯を超えています。
1971年から増築を繰り返して今もどこか改装しているというから驚きです。
そんな沢田マンションを建てたオーナー夫妻、どんな方だか気になりますよね?
さっそく調べていきたいと思います!
◯記事内容◯
・沢田マンションのオーナー夫婦ってどんな人?
・娘の幸子さんが今は経営者!
沢田マンションのオーナー夫婦ってどんな人?
結婚した年齢がすごい!
オーナーは沢田嘉農(かのう)さんと裕江(ひろえ)さんご夫妻。
嘉農さんは1927年8月11日生まれ、そして裕江さんは1946年生まれ。歳の差婚ですね。
こちら造り始めた頃の若かりしお二人です。
沢田マンションを造り始めた頃の沢田嘉農さんと裕江さんです。 pic.twitter.com/Suu0ahQTgj
— さわ美術研究所 (@sawabi_art) June 13, 2013
でも10年前に嘉農さんが亡くなられたそうです。嘉農さんは建築一筋のお方で、12歳から携わっているというからすごいですね。
とっても仲良しそうなお二人ですが、裕江さんが嘉農さんのところに嫁いだのは、なんと13歳の時!!中1です!そして嘉農さんは32歳。え~!?ってなりますよね。
家庭の事情でということですが、当初は帰りたくて泣いていたそうです。そりゃそうですよね><
嘉農さんは気難しい人だった
しかも嘉農さんの性格は気難しく短気だったそうで…
「ひろ」と名前を呼ばれて、「ろ」を言い終わる前に返事をしないと、そこいらじゅうの物が飛んできたそうです。怖すぎます…マンションを造りながら、子どもがいたので隠れて毎日泣いたんだとか。
13歳で親と別れて、知らない人と結婚して、毎日そんなんじゃ辛すぎます…私だったら発狂すると思いますw
しかし、裕江さんが病気なって食事が出来なかった時は、嘉農さんも裕江さんが食べられるようになるまで食事を一切とらなかったそうです。
そういう優しさがある方だったんですね。なんだかホロっとさせられますね。
裕江さんは強いメンタルの持ち主
そんな環境下でも、やるならとことんやってやろうじゃない!!と気持ちを切り替えて、突っ走ってきた裕江さん。本当に頭があがりません。
昔は家族世帯が多かった沢田マンションも、現在の入居者は一人暮らしが多いんだそうです。
そのうち6割は若い方らしいので、「ボケている暇はない」と笑顔で語っていました。
パワフルですよね!
娘の幸子さんが今は経営者!
裕江さんお一人でマンションを維持するのは大変ですよね。
現在は娘さんの幸子さんが経営者としてマンションの維持管理を行っているそうです。
そして幸子さんのツイッターでは、沢田マンションで栽培されたハーブで作られた美容石鹸が紹介されていました♪
幸子さんもご結婚されて、息子さんがいらっしゃるようです。そんな息子さんももう大きくなって建築の勉強をしたいと言っているんだそうです。
生前の嘉農さんと幸子さんの息子さん。
沢田マンション創始者(沢田嘉農)と孫 pic.twitter.com/fDTHBZRNKr
— SAWAMAN (@sawamantakako) January 30, 2014
高知県高知市、沢田マンション。沢田嘉農。 pic.twitter.com/xHRTJ6WVBQ
— 木村 才人/Saito Kimura (@skmr3110) October 8, 2018
更に詳しく知りたい方は書籍も出ています^^
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沢田マンションのオーナー夫婦についてのまとめ
「日本のサグラダ・ファミリア」とも言われる沢田マンション。
「100年住める」を目指し、夢と希望がつまったこのマンションを作った嘉農さんの職人としての生き様は多くの人を魅了しています。そして妻の裕江さんも明るくて前向きなお人柄が人を惹きつけているようです。
◯記事内容◯
・沢田マンションのオーナー夫婦は年の離れた建築一筋のお二人だった!
・娘の幸子さんが今は経営者で息子さんも建築系に進むか?!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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